D4とは

地域を超えて集まった伝統工芸を継ぐ
次世代ユニット D4

ディーフォーは大阪、静岡、奈良、それぞれの地域の伝統工芸家仲間が集まり結成したユニットです。いずれも、経済産業大臣が指定する「伝統的工芸品」を代々製作する工房の担い手であり、伝統工芸展で顔を合わせる仲間です。
地域に伝わる伝統の技を次世代につなぐことをミッションとして力を合わせて立ち上げました。

大阪からは大阪欄間の木下 朋美[ 木下らんま店 ]、静岡からは駿河竹千筋細工の杉山 雅俊[ 有限会社みやび行燈製作所 ]、奈良からは高山茶筌の井上 左弓[ 井上若狭 ]。どの地域の伝統工芸も今では後継者は数少なく、貴重な技を伝承しています。

D4は、そんな地域に伝わる「伝統的工芸品」を製作する一方で、若い人達にも親しみやすい日常使いの伝統工芸をめざします。「Hana Cafe by D4」は、デザイナー兼ディレクターのナカジマミカによるディレクションと商品デザインによる、花をテーマとした和カフェにまつわるテーブルウェアの提案です。 それぞれの伝統工芸が一つのテーブルを彩り、楽しい時間を演出する小道具として長く愛されるよう、ひとつひとつ思いを込めて製作しています。

*経済産業大臣が指定する「伝統的工芸品」について 

*D4は伝統産業-DENSAN-を継ぐ4名が結成し命名。いずれも木や竹といった植物を扱う工芸品であること、次世代であることから、ロゴマークに若葉をあしらい、未来を指し示す矢印のイメージをもたせました。

デザイン・ディレクション

ナカジマ ミカ

京都生まれ。京都市立芸術大学プロダクトデザイン科卒業後、シャープ株式会社入社。「ヘルシオ」「プラズマクラスターイオン」商品などの生活家電を手がけ、2011年に退社。京都に戻り、翌年「Design*Magica」設立。伝統技術の継承に一役買いたいとの思いから、地域産業や伝統工芸のデザイン、ブランド化に関わる。「作品」ではなく「商品」としてのデザインを心がけ、ブランド立ち上げ、商品開発、展示会ディスプレイ、販促まで一気通貫で企業や職人と関わっている。

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